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平成15年1月号

2003年

 皆様、あけましておめでとうございます。 昨年は、多くの御意見や御感想 を頂き、又、当青木園のお茶を御愛用頂きまして、私達家族は、とっても励まされました。 改めて御礼申し上げます。 本年も皆様に喜ばれるお茶を、お送りできる様、父と頑張って行きたいと思います。 さて、冬の寒さは更に増し、一段と吐く息が白くなるこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか? 私達はこの1月になると、次の新茶の準備に入っていきます。環境管理や機械整備などです。 寒さがこたえる季節です。厚着をして2003年をスタートします。 皆様も体調管理にはどうぞ気をつけてください。


茶の品種について

 お米で言うコシヒカリやササニシキ、秋田小町と言う様に、お茶にも品種と言うものが数多く存在します。 現在生産されているお茶で、もっとも一般的な品種は薮北(やぶきた)と言う品種のお茶ですが、その他にも「やえほ」 や「するがわせ」 「さえみどり」 「おおいわせ」などなど…本当にたくさんの品種茶が存在します。そして茶農家も色々な工夫をしています。例えば、 静岡でも山間地は気温が低く、平地に比べ新芽の発育が遅い為、摘み取りが始まる頃、ある程度、平地で栽培されたお茶が出回る為、市場価値は低くなってしまう、そこで早生(わせ)と呼ばれる早めに発芽する品種を使い市場価値を上げたり色々な工夫をします。 そして摘み取り時期も、品種によってさまざまです。 一般的な薮北は摘採適期が長く優秀な品種ですが、 「あさひ」は少し摘採が遅れると二足三文だったりします。どの品種も摘採適期と言うものが、大切です。 また、新茶時期に『大走り』と言うお茶がありますが、これも難しい所です。 とにかく早く摘んだお茶を『大走り』とするならまず九州産でしょう。 また良く日の当る海岸近くや平野部も成長が早い所の一つです。 そして品種も早生種になると思います。どこの産地のどの品種の『走り』 なのか、ここが大切な所だと思います。  現在、薮北茶は全体の65〜70%を占めています。ただ私達の願いは 同じ薮北茶でも産地の土、水、そして、その土地の気温などで、大きく差がでます。その差を一番楽しむのに適したお茶、それが加工したり、混ぜたり選別をしていない、そのままのお茶、荒茶だと考えています。

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